石破首相事務所が衆院1期生との懇談の際、お土産として商品券10万円分を渡したことが明らかになっています。
しかし、商品券を渡された自民1期議員15人全員が、石破首相事務所にそのお土産を返却したというのです。
今回は石破首相の商品券はなぜ返却されたのか、その理由3つをまとめてみました。
石破首相の商品券は返却された3つの理由
石破首相が自身のポケットマネーから、お土産として議員15人に渡した10万円の商品券。
10万円の商品券をお土産として渡したことについて、「法的問題はない」
とコメントした石破首相ですが、議員15人がその商品券を返却したことも明らかになっています。
法的問題はないにも関わらず、なぜ石破首相の商品券は返却されたのでしょうか?
理由①:寄付金と思われたくなかったから
石破首相の商品券はなぜ返却されたのか、その理由①つ目は、議員たちが寄付金を受け取ったと思われたくなったことです。
議員たちは「政治資金規正法」において、
個人から政治家への金銭的な寄付が禁止されている
ことを理解していました。
商品券は現金と同じように扱われる可能性がある
ため、このことが議員たちに返却することを決めた理由なのではないかと言われています。
理由②:政治資金に関する問題が影響
石破首相の商品券はなぜ返却されたのか、その理由②つ目は、政治資金に関する問題が影響していることです。
自民党は過去に政治資金の不透明さが問題視されており、
最近も派閥パーティー収入の不記載事件が報じられていた
ということがありました。
このような状況では、有権者からの厳しい目が向けられ、
議員たちは立場を守るために商品券を返却することを選んだ
可能性があります。
理由③:突然の贈り物に対する戸惑い
石破首相の商品券はなぜ返却されたのか、その理由③つ目は、突然の贈り物に対する戸惑いです。
石破首相の秘書が会議前に、各議員の事務所を訪れて商品券を持参した
ことが分かっています。
石破首相は「家族へのねぎらいの観点」から商品券を用意したと説明していますが、
議員たちは突然の10万円の商品券という贈り物に対する戸惑いもあった
と考えられます。
まとめ
今回は石破首相の商品券はなぜ返却されたのか、その理由3つをまとめてみました。
法的問題はないとはいえ、商品券渡された15人全員が返却したあたり、グレーゾーンなのだなと感じますね。
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